「焼き魚の隣に大根おろしを添えて」という食のスタイルは、日本に昔から見られたごく普通の食卓風景です。現代では、魚の隣に大根おろしを添えているご家庭は、どのくらいでしょう?
昔の人の知恵は、当時は論理的に説明できていなかったとしても、理にかなっていることが多くあります。
四方を海に囲まれた日本ですので、大陸育ちの民族よりも、「魚」を多く摂取してきた経緯があります。
そんな私たちの身体の中は、それらの消化を助けてくれる「大根」と、とても相性が良いのです。
特に季節の変わり目(土用)や、秋口に体調を崩しがちの方には、胃腸の働きを助けてくれる「大根」を常備することをオススメいたします。
食べ過ぎたと感じた場合は、生の大根を皮ごと大根おろしで(皮ごといただく場合は、なるべく無農薬のものを)。お腹の中から冷えることによる下痢などで、胃腸が不調の場合は、風呂吹き大根などの火を通したものを、よく咀嚼して食べてみましょう!