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執筆者の写真預診らぼ

皮ごと食べよう!皮をむかないメリット&デメリット:No315


大根の皮はむいてから調理しますか?

人参の皮は? ゴボウの皮は?


私はと言いますと 「皮をむかない」ようになりました


栄養学的な観点からも 皮の部分に その内側の部分にはない栄養素 沢山含まれていることが多く 皮まで食べてしまった方が 栄養という観点からも嬉しい食べ方に


マクロビオティックな食養の考え方に 「一物全体」というものが

ひとつの物は それ全体でバランスよくできている という根底があるため なるべく丸ごといただくことを 教わります


自然界のエネルギーを ありがたく まるっといただくために 皮をむかずに 調理して食べます


難点なのは たいていの皮が硬いこと そして土や泥や 物によっては傷がついていること


もう1つ 現代の慣行農業では 殺虫剤や除草剤など 農が始まった頃にはなかった 農薬が使われていること


皮をむかずに食べるとは言え 土や泥を上手に消化できるように 現代人の腸はできておりませんので

調理する前準備として 丁寧に野菜を洗う事も 教わります


泥のついている事の多い 根菜類は ボールやたらいに水を溜めたら 晒(さらし)などで 優しく表面の土や泥を 洗い流します


小松菜などの葉野菜で 根の近くに 土が入り込むようなものは 蛇口から水を流しながら その水流の力を使って 葉と葉の間の根元部分に 入り込んでしまった土を 洗い流します


農薬に関しては どの段階で 全ての野菜に どれだけの農薬を使用しているのか?は それらを育てている 農家さんや農業団体だけの 知り得る情報なだけに 今やカオス状態です


日本の場合特に 農薬を使っていない食物を 探すこと自体が 難しいと言っても過言ではなく


「慣行農業が悪い」とは 言いませんけれど


野菜自体の正規の値段 それらを作る費用や労力に 見合った価格に変わると同時に なるべく農薬を使わない 人や土やその他生き物 大きくは地球に優しい農の環境 少しずつでも移行していけたら 未来は明るく照らされるのでは? と思う昨今です


作る側 それを仕入れる側 それを食べる側 それぞれの立場の人たちが それぞれに理解あっての流れですので そのどの立場に居たとしても 他人事という捉え方では 今と変わらない もしくは悪くなっていく一方 というのも事実


もしも「皮ごとたべる」場合 なるべく農薬を使っていないとうたっている 野菜を選びたく


少し高値でも なるべく農薬を使わずに育てている野菜を 買って食べること 手間暇がかかる上に 思ったように見合った価格で売れない にも関わらず それらを育ててくれている農家さんや 農業団体に 還元できます


プラス 農薬を使わずに育った野菜の 見た目や味などを見る眼 少しずつ、徐々に という速度ではありますが 培うことができます


例えば 小松菜などの葉野菜で言えば その葉の裏側の色が 濃い緑色ではなく 淡い黄緑色のものが多い

時間が経つと 腐るのではなく しおれたり枯れたりすることが多いなど


毎日買うには 高すぎるという場合は 庭先でほんの少しでも 野菜を育ててみたり

農薬を使っていない野菜を 農薬を使っていない野菜を

皮ごと調理するための 調理時間を スケジューリングしておくなど


各々でできる範囲から 「皮ごと食べてみる」 を少しずつでも 試してみてくださいね!


サンダルを履くのが 待ち遠しい季節となって参りましたので

そろそろ 自分の足が教えてくれること 学んでみませんか?



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