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寝る前の15分でホットパック!老いても保ちたい「自視力」:No.337


普通に歩いているだけなのに

人や物によくぶつかる

出ていないはずの虹が見えることがある

汚れていないのに

眼鏡のレンズや車の窓をこすりたくなることがある


これらにお心当たりはありますか?


実はこれらは緑内障の初期症状の例です

緑内障のリスクが高い人は

・40歳以上(→私です)

・緑内障の近親者がいる(遺伝はしませんが、なりやすい体質)

・糖尿病の人

・強い近視の人(→私です)


誰かの相談や悩みを聞いた時に

なんとなくそれらのヒントを

探さずにはいられず


気付くと

実は自分もその病に

近づいているのではないのか?

と思うこともしばしば


日本人やアジア人の緑内障の殆どは

欧米人のそれと異なり

眼圧が標準値以下にも関わらず

視神経が損傷し

緑内障になっています


40歳以上の人の

20人に1人が緑内障とも


それは

日本人の

途中失明の原因の1位でも


緑内障とは

簡単に言えば

視野が欠けていき

最悪失明する病


欧米人との違いは

何らかの影響により

目の中の血流が悪化する人が多い

または

視神経自体の耐えられる眼圧の数値が

欧米人よりも低いためではないかと

言われています


そのため

これらを予防したり

進行を遅くするのに

できるセルフケアとしては

・目の「血流を良くする」事

・酸化ストレスを減らす事

という2つに注目を


目の周りを軽くマッサージしたり

蒸しタオルなどで目の辺りを温める

という方法は目のあたりの血流を促し


食べ物では以下の3点が

緑内障防止対策に


・柑橘類の果皮

(ビタミンP:ヘスペリジンという

酸化ストレスを抑制してくれる

栄養素が含まれている)や


・ブルーベリーや茄子、小豆の皮にある

アントシアニンという紫色素の持つ

抗酸化力でダメージを抑え

免疫力を高める


・ルテインを含む

ほうれん草やブロッコリー、卵黄やトウモロコシなどで

紫外線の吸収や活性酸素を除去する



緑内障に限らず

疲れ目・かすみ目・ドライアイなどに対する

自然のお手当には以下のようなものもあります


・塩番茶パック

・ごま油の点眼


前者は

お茶に対して1%の塩を入れたものに

ハンドタオルを浸し

絞ったものを温かいうちに

閉じた目の上に15分程度置きます

冷めたらもう1度


ごま油の点眼は

使うごま油は純正のもので

かつ伝統的な圧搾法で

時間をかけて絞りだしたものが良く

(資料ではオーサワのごま油を使っています)

脂の表面がゆらゆら動く程度まで一度熱し


『熱が冷めてから』1滴ほど点眼します


注意としては

点眼直後に目が油で見えづらくなるため

就寝時に差すことが望ましい点


純正のごま油は

天然の参加防止剤でもあるビタミンEが豊富で

消炎作用があるとも


ただし結膜炎などの症状がある場合は

先に目を洗ってから点眼することが望ましいようです



現役眼科医でもあり

日本眼感染症学会名誉会員の

みやながよしたか先生は

同書で

若い頃は近視により眼鏡利用

60歳で眼鏡を外せるようになったとのこと


手術等は行っておらず

自然とそのような結果になったようですが

若い頃は目の無理な調整緊張により

発症していた近視が

加齢に伴う目力の低下で

余計な緊張が緩められたためではないか

と伝えています


これを陰陽で例えると

陽性過多のために緊張し

近視になっていたのが

年齢と共によしなに陰性化され

緊張が緩和

陰陽のバランスが良い状態に

落ち着いたということに


編集後記

最近ようやく

茄子の糠漬けを

美味しく漬けられるようになりました


茄子やピーマンなどの夏野菜は

その皮が硬く

糠に漬けてもなかなか浸透しないことが多く


最近は

縦に半分に切り

野菜内部を直接糠にあてがうことで

その漬かり具合が早くなることに

ようやく気付き


糠は菌が生きているので

毎日ひっくり返さないと

すぐ悪くなります


少し面倒ではありますけれど

糠漬けは

「酪酸」という

大腸の粘膜上皮細胞の

エネルギー源をつくる

酪酸菌が存在する

数少ない食物の1つ


昔の人がそれを知っていたかは

わかりませんけれど

伝統食の本当の良さが

医療の世界でも実証されつつある昨今


酪酸菌が多い人ほど

主観的健康観も高く

うつになりにくいのだとか


一家の胃袋を管理している

主婦としては

その手間をかけてでも

つくっておきたいお漬物の1つ



緑内障に限らず

様々な病はたいてい

血液の滞りや汚染によるものが多く


日頃から

・質の良い血液づくり

・滞りのない血の流れ

を意識することが

それらの病を遠ざける鍵となります


食べ過ぎた次の日は

舌苔の一部が剥がれていた李


飲みすぎた次の日は

舌先が赤みを増していたり


舌は思っている以上に

私たちの内情を

表してくれています


舌のチェックシートは、

  • 舌の形や厚さや硬さなどから診る身体の中のこと

  • 舌苔の厚さや色から診る身体の中のこと

  • 舌裏の静脈の状態から診る血液のこと

を確認できます


そのため

  • 寝起きの悪い理由がなんとなくわかる

  • 体調が良いときがわかるようになる

  • 食べ過ぎた結果が、舌でわかるようになる

といった気付きが得られます



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