「足をくむ」癖が教えてくれる、内なる不調|Yoshin通信:065
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「足をくむ」癖が教えてくれる、内なる不調|Yoshin通信:065


1月も既に2/3程過ぎましたね

18日(水)から

冬の土用入りしましたので

この期間は

季節が移り変わるタイミング

(旧暦の新しい年に切り替わるタイミング)


周りの環境が大きく移り変わるため

個々人は動きまわらずに

自己をしっかり見つめ直し

地盤を固めることに徹するのに

適したタイミングです


わたくしごとではございますが

最近「また」

今度は右の腰のあたりが

うっすら痛みを感じてきたため

今回は早めに

近所の鍼灸整骨院へ出向きました


若いスタッフさんに言われたのは

骨盤の歪みによる腰への影響のこと


どうやら私

カラダが全体的に左側に偏っていて

右足が若干浮いている状態のようです


今回のエピソードから

腸や食とは少し離れてしまいますけれど

カラダの歪みとその背後に潜む

「陰陽のバランス」についてお伝えします


カラダの歪みとは?

カラダの歪みが

日常の行動にどのように表れるか?を

ひもといていきましょう!


よくやってしまう動きには

以下のようなものがあります


・ほほづえ

・足を組む

・腕を組む

・気が付けば左右片方の歯で、よく噛んでいる


実はこれらの行為が

カラダの歪みをつくる原因に!


整骨院のスタッフさんに

そう言われてから

自分の行動をあらためて

意識してみました


自宅ではもっぱら

パソコン作業が多いのですが

何かしら考えている際に

左の顎のあたりに手を添えて

「ほほづえ」をついていました


その後少し疲れて

イスにもたれかかる際に

右足を上にして足を組んでいるのにも気付きました


指摘されたことで

これらの癖を意識できたのは幸いです


癖に潜むメッセージ

預診的な観点でカラダの癖をみると

「自己防衛行為」におおよそ等しく


カラダの内側の状態が崩れていると

そのバランスをとるために

カラダの外側にそれらの動きが加わります


足を組む習慣の裏にある臓器の弱り

足を組む行為は

上の足側にある「腸」

重力(陽性)がかかっているものを

軽くしたい(陰性にしたい)という

無意識な反応とも言われています


私の場合

右足を上にして足を組むことが多いので

右側の腸、大腸だけでみれば

上行結腸(消化物を下から上へ、

蠕動運動:ぜんどううんどう で消化物を運ぶ部分)を

軽くすることでバランスを取りたいという行為に


大腸に限ってみれば

食べ過ぎによる大腸の働きを

フォローしようとしての行為ではないか?

と予想がつきます


陰陽メガネで見る傾きとは?

例えば

胸の前で腕を組んでしまう場合

ちょっとマニアックな表現になりますけれど

胸の内部=肺が何らかの原因で機能低下している

(陰性に傾いている)のを

腕を組むことで陽性化させ

バランスを取ろうとしている行為とも言えます


カラダの内側も外側も

陰陽が調和された

中庸(ちゅうよう:まんなか)にあることが

健康で且つ元氣でいられる秘訣に


その一方で

完全なる陰、完全なる陽、完全なる中庸

というものはこの世の中には存在しないのも事実


全てのモノやコトは

少なからず陰か陽、いずれかに

わずかでも傾いています

完璧に左右対称

シンメトリックと言うものはあり得ないのです


カラダの左右の陰陽

カラダには「経絡」と言う

目には見えない気の流れが存在していて

それらの流れが滞ることで

不調におちいると言われています


カラダの中を流れるエネルギーでみると

食べ物から吸収する地の気(栄養)

空気から吸収する天の気(空気)

合わさり全身を巡っています


天からのエネルギーは

カラダの左側に、上から下へ

地からのエネルギーは

カラダの右側に下から上へと流れます


左右により

ホクロの数が異なったりするのは

カラダの左と右では

影響を受けやすいエネルギーに

違いがあるから


右側は陽の反応(動物性食品や味の濃い食品)

左側は陰の反応(甘味や水分の多い食品)が出やすいとも


この辺りはややこしくて

私自身も未だに判断に迷うことが多いのですけれど

右側にだけあるいは左側にだけ

症状があらわれているという状態は

意外に多く存在していますので

これらを覚えておくと

何かしらのヒントが見つかるかも?しれません


まとめ

今回の私の右側の腰痛の背景には

パソコン作業の際にやりがちな

足を組む、ほおづえをつく、

といった行為による骨盤からのカラダの歪みが

原因になっていました


「重い物を持つ」という動きは

腰痛が発症する際のトリガーでしかなく

それらを控える生活をしたとしても

歪みを意識せずに重ねて行けば

腰痛の先の病の発症にもつながります


そして

もともと少しかたよっているカラダの

内側や外側のバランスを保つためには

食べ物のみならず

カラダに歪みを与え続けないための

定期的なメンテナンスも大切です


ちなみに

寒いこの季節は

わたしが発症した暑い夏の季節よりも

「ぎっくり腰」の発症率が高いようなのですが

それはもしかすると

年末年始の暴飲暴食などによる

胃腸の弱りをカバーしようとする

カラダの癖(自己防衛行為)が

原因なのかも?しれませんね

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